自転車の乗り方や交通ルールを学ぶ為に自転車講習を実施している小学校があります。
小学生というのは丁度、乗り始めたばかりだったり、慣れてきて危ない時期ではないでしょうか。
無謀な乗り方をしたり、スピードを出し過ぎたりと危険は沢山あります。
自転車講習は近くの交番から警察が指導に来てくれる場合もあります。
学校の校庭に踏切や、横断歩道などを再現して実際に乗ったり、正しい乗り方のビデオを観たりします。
近年は、自転車と歩行者による事故も増えています。
スピードの出し過ぎなどで死亡事故に繋がる場合も多く、その賠償金は億を超える事もあります。
免許が無くても簡単に乗れ、ちょっとした移動にはとても便利なものです。
ですが、乗るからには安全に乗らなければなりません。
親が教えるのも大事ですが、大人が正しいルールできちんと乗れている人ばかりだとは限りません。
子供だけでは無く親なども一緒に体験出来る場を地域などで作れば事故も減っていくでしょう。
自転車安全整備士は、点検や整備について一定のスキルがあることを示す資格です。
点検や整備の他、交通ルールの指導などが主な仕事です。
自転車安全整備士の資格を取るには、試験を受ける必要があります。
受験するには、「18歳以上」「2年以上の実務経験がある」という要件を満たしていなければなりません。
試験は、「実技」「学科」「面接」の三つに分かれています。
実技はさらに「分解」と「組立」に分けられます。
分解では、車輪やチェーンの取り外しなどを25分以内に行い、組立では「分解された状態から完成させる」ということを80分以内に行います。
学科では、「点検」「整備」「構造」「機能」などについての知識が問われます。
面接では、安全利用についての知識があるかということや、利用者に合った指導ができるかということが問われます。
試験はさほど難しくなく、合格率は70%程度です。
ただし、この資格だけで転職や独立は難しいといえます。
Last update:2022/9/28
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